子どもは「遊び」を通じて、経験し、学び、成長します。

近年、OECD(経済協力開発機構)をはじめ、教育に関する専門家にも、”子どもが人生において成果を収め、社会進歩に貢献するためには、バランスの取れた認知スキルと社会情動的スキル(非認知スキル)が必要”と言われています。

かみねの森認定こども園では、幼児期の「認知スキル」と「非認知スキル」をバランス良く育てるために、「遊び」の中に3つの教育内容(徳育・体育・知育)を盛り込み、「楽しく、たくましく」成長する環境・カリキュラムを提供しています。

徳 育

設定保育

先生が活動そのものにねらいを持たせて指導案を計画し、子ども達を意図的にその活動へと導き行わせる幼児教育です。

一斉に取り組む中で、個人差が見えてきたら、声かけをすることでクラス活動に楽しく参加できる様に促していきます。この活動を通し子ども達は、協調性や社会性を身に付けていきます。

自由保育

子ども達自身の興味や関心に応じて自由に遊びを選びます。先生たちは遊びを深めるための発展のヒントなどを要所々でサポートします。

異年齢の子ども達と交流したり、自分で何かを見つけてトライする力、自主性や好奇心、想像力などを育みます。

季節行事

夏祭り、運動会、発表会、芋掘り、十五夜、節分など季節に応じた各種行事を行っています。いろいろな文化をお友だちと体験したり、暑さや寒さの中で行事を楽しみ、情緒豊かに育っていきます。

親子イベント

親子遠足・保育参観・家庭教育学級など、保護者の方の負担にならないように配慮しながら、定期的に親子イベントを開催しています。

ご家庭とは違う子どもの一面を見ていただけたり、保護者どうしの交流に繋がった等、保護者の方々からも好評を得ています。

体 育

体育頑張り表

11月から2月まで、園庭の遊具や縄跳びなどを使って、子どもの年齢に応じた課題を設定しています。子ども達はお友だち同士で助け合い、競争しながら 頑張り表の課題をクリアしていきます。

マラソン大会

1月に開催するマラソン大会は、全園児を対象にしています。発達段階に応じた距離をクラスごとに設定し、持久力の向上、最後まで諦めずに頑張る力を育てています。

サッカー教室

サッカーを通じて、個々の体力増進やルールを守る大切さ、チームワークなどを学びます。また、体幹を鍛え、運動能力の向上を目指します。

知 育

文字・かずの時間

年長になると本格的にワークブックを使い文字・かず等の習得に取り組みます。担任が丁寧に教え、教室の環境も意図的に文字・かずを意識したものに変えます。子ども達は楽しく自然と文字・かずの概念を獲得することにより、小学校への接続もスムーズに進みます。

絵本の読み聞かせ

乳幼児期に味わってほしい絵本240作品を先生たちが長年の経験をもとにセレクトし、クラスでの絵本の読み聞かせを充実させています。

年齢ごとにおすすめの絵本を全タイトルご紹介します。

英語教室

ネイティブの先生がたのしく好奇心が湧くレッスンを行います。

色や数、動物、季節イベントなど様々なテーマに沿って、子どもが英語に慣れ親しみ、英語圏の文化を自然と感じられるように行います。

図工絵画

各年齢に応じていろいろな素材を活用し、製作活動を行っています。五感を十分に刺激した表現方法で子ども達の感性を育みます。

また、2月には作品展として、子ども達がテーマに沿って製作を行った作品を 保護者の方にご覧いただいています。

その他の教育内容

食育

じゃがいも掘り、園庭菜園にも取り組んでいます。また、秋には焼き芋大会を実施するなど、子ども達の”食”への興味・関心を、楽しみながら高められる様に促しています。

発表会

発表会を通して、個々の豊かな感性と表現力を養います。共通目的の実現に向けて、協調性を養う基礎となり、充実感を味わう行事の一つです。

お泊り保育

年長児を対象に、「ツインリンクもてぎ」のハローウッズにて、野外体験やキャンプを行います。

子ども達は保護者の方から離れてお泊りをするので 不安になる場面も見られますが、友だちや先生と過ごす中で、不安を乗り越えていきます。活動を通じて自信と自立の芽生えを促します。